
2025.08.06
現況時です。いつものように、ドローンで撮影です。特に、スレート屋根は、脆く、苔が生えていたりして、上ると滑って危険ですのでドローンは良いですね。高崎市にお住いのお客様からの依頼です。昨年の雹(ひょう)の影響で、倉庫の屋根に穴が空いてしまった…。近年、異常気象の影響で…

雨漏れのご相談をいただきました。
渋川市のお客様より、「テナントの天井にゲリラ豪雨で雨シミが出てきてしまったので見てほしい」とのご相談をいただきました。特に梅雨時期や台風のシーズンは、屋根からの雨漏れによる被害が増える傾向にあります。今回は折板屋根(せっぱんやね)と呼ばれる、金属製の波型の屋根から雨水が浸入している可能性が高いと判断をしました。
折板屋根は強度があり、工場や倉庫、住宅のカーポートなどにも多く使われていますが、長年の経年劣化や台風による強風の影響で、ボルト部分や重なり目から雨水が侵入することがあります。
現況写真です。雨シミが照明器具の周りに出ています。
折板屋根もそうですが、雨漏れの場所を特定をするのは難しいので、怪しいところから潰してゆくことしかできません。
現地に伺って確認したところ、テナントの照明器具の周りから、雨シミが確認されました。雨シミは、屋根から侵入した雨水が天井裏を伝い、じわじわと染み出すことで発生します。放置してしまうと、シミが広がるだけでなく、内部の断熱材が濡れて性能が落ちたり、木部が腐食する原因にもなります。さらに、カビが発生して健康被害につながることもあるため、早めの対策が必要です。
漏水の範囲が特定できましたので、3種類の提案をします。
①漏水通リ、巾1.8m長さ14m程度、ボルト廻りコーキング打ち込み、屋根錆部分ケレン(錆落とし)、塗装仕上げ
②全面ボルト廻り、コーキング打ち込み、屋根錆部分ケレン(錆落とし)、塗装仕上げ
③既存、折板屋根に被せ、カバー工法
実際に屋根に上って調査を行ったところ、折板屋根の一部に劣化が見られました。特に、ボルトを固定している部分のシーリング(防水材)が劣化しており、雨水が侵入しやすい状態になっていました。金属屋根は一見すると丈夫に見えますが、細かな隙間や劣化箇所からの浸水は避けられません。
このような雨漏れは、屋根の全体張替えが必要な場合もあれば、部分的な補修で改善できる場合もあります。今回はまず応急処置を行い、その後お客様とご相談しながら、今後の修繕方法を検討する流れとなりました。
「少しのシミだから大丈夫」と思われる方もいらっしゃいますが、雨漏れは放置すると建物全体の寿命を縮めてしまう原因になります。屋根裏や壁内で見えない部分が傷んでしまうと、修繕費用も大きく膨らんでしまいます。そのため、早めに現地調査を行い、原因を特定して適切な処置をすることが大切です。
今回の渋川市での折板屋根からの雨漏れ調査では、天井の雨シミをきっかけに問題が発覚しました。雨漏れは建物の大敵であり、放置すればするほど被害が広がってしまいます。私たちは現地調査から補修・改修工事まで一貫して対応いたしますので、「もしかして雨漏れかも?」と感じた際には、早めにご相談ください。
雨漏れを未然に防ぐことが、安心して長く暮らせる住まいづくりにつながります。
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