高崎市で棟の瓦を棟金具を使って積み直しする工事をしました
2021.09.21
高崎市で日本瓦の屋根の棟の瓦を積み直しする工事をしています。棟の瓦は全て漆喰や針金が劣化していて形が崩れてしまっているため、今回のお客様は高崎市の住環境改善事業の助成金を使い全ての棟瓦を積み直しします。写真は一番上の冠瓦に針金を通すための２つの穴を開けたところになります。 棟の瓦…
高崎市 積雪によってずれてしまった棟瓦の積みなおし工事
雪の降ったあと、瓦がどうなってるのか心配になり、「街の屋根やさん」に見てもらったところ、棟瓦がずれていることがわかりました。ただ、保険会社に連絡し、写真・見積書を「街の屋根やさん」に用意してもらい、提出して申請したところ、審査が通ったので、火災保険を使って工事することにしました。
高崎市 棟瓦取り直し
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 棟瓦取り直し
- 施工期間
- ２日
- 使用材料
- 漆喰 針金
- 築年数
- ２５年
棟瓦を丁寧に一つずつ部位ごとに分類して降ろし終わった状態の写真です。
棟瓦は他の瓦より高く積み上げられていますので、どうしても台風などの強い横風や横なぐりの雨にさらされることになるため、漆喰が徐々に弱っていきます。
そこに雪が積もったりして、上からの重みが加わることで、ずれが生じてきます。
棟瓦はすべて降ろした状態から見てわかるように瓦屋根の一番上を守る大事な役割をしています。
はってます。
ずれが生じないよう、丁寧に積んでゆきます。
これでしっかりとしたものになります。
棟瓦の一番上で複数箇所針金でしっかりと結びとめてゆきます。
瓦と瓦の間にすき間が生じないように、しっかりと新しい漆喰で、すき間を埋めて
ゆきます。
こちらも瓦と瓦は、すき間の生じないよう新しい漆喰ですき間を埋めてあります。
きれいに真っ直ぐ積み上げられ、針金でしっかりと巻き上げ、すき間も新しい漆喰で埋められた状態です。
天候も良い状態でよかったと思います。
ご覧いただいたように、棟瓦は瓦屋根の一番上を守る、背骨のような役割をしています。
人間の背骨と同じように、ずれやゆがみは、後々、影響が出ます。普段見えないところなので、気になった方は、見てもらうと良いと思います。
お客様は、高い場所で見ることができませんので、写真にてご確認いただき、これで積雪があっても安心、とのお言葉をいただきました。
この工事と同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例
この工事と同じ工事を行った現場ブログ
9時～18時まで受付中!
03-3779-1505
