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施工事例
高崎市棟高町貸店舗の折半屋根、外壁の塗替え工事

工事のきっかけ

以前より高橋さんには色々と細かい工事を依頼し、とても良く対応して頂きました。借主さんからの塗り替えの希望もあり、そろそろメンテナンスしなければと考えていました。
高橋さんのところは外壁塗装もやられているとのことだったので、思い切ってお願いしました。

高崎市屋根・外壁塗装,貸し店舗

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根・外壁塗装,貸し店舗

施工期間: １４日間

使用材料: 屋根塗料　アレスダイナミックルーフ　　　　　外壁塗料　コスモマイルドシリコン

築年数: 30年

建坪: 50坪

今回建物のオーナー様より屋根、外壁の塗替え工事のご依頼を頂きました。特に雨漏れや破損がある訳ではなく、長年メンテナンスをしていないので、建物の外観をきれいにしたいとのことでした。
それでは作業手順を紹介していきます。

まずは足場組立になります。職人が安全に作業できるのはもちろんのこと、飛散防止ネットというもの張り、作業中周囲に塗料などが飛び散らないようにします。風の強さや向きによっては細かい粒子がかなり遠くまで飛んだりしますので注意が必要です。

屋根全体はこのような状態です。
この屋根は折半屋根と言い、表面処理（塗装）をした鋼板を波型に成形した屋根材です。
素材が鉄ですので長期間何もしなければ錆が発生し、漏水の原因になってしまいます。
今回特に穴が空いていたり、腐食している所はありませんでした。
屋根材を固定しているボルトの錆が見受けらる程度でした。
塗装のタイミング的にはベストだと思いました。

そして屋根、外壁を高圧洗浄をしていきます。洗浄作業自体は１日、もしくは建物が大きければ1、2日程度かかります。

この時長年の風雨により堆積した砂や汚れ、屋根、外壁材自体の古い塗膜をできる限り除去していきます。

この洗浄作業をしっかりとしていないと屋根、外壁材に塗料が密着せず、後に塗膜の剝がれの原因にもなってしまいます。

高圧洗浄で落とし切れなかったボルト部分や、他の鉄部の錆等はケレン作業をしていきます。
ケレン作業とは、硬いナイロンたわしやサンドペーパーで擦り、錆などを除去していく作業になります。
これで屋根塗装の為の準備は整いました。

いよいよ塗装作業（1回目）にはいります。塗装対象物が金属なので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
まず下塗り材として錆止め塗料ザウルスEXⅡを塗布していきます。
この錆止め塗料を塗ることによって屋根材自体の錆を防ぎ、塗料同士の密着を高め仕上がりを美しく強固なものにしていきます。
錆止め塗料の塗布完了です。

乾燥後、2回目の塗装作業（中塗り）に入ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　塗料は優れた耐久性のアレスダイナミックルーフを使用しました。
グリーン部分が中塗り部分になります。
２回目の塗装作業（中塗り）完了です。

乾燥後、3回目の塗装作業（仕上塗り）に入ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回急遽色の変更が発生してしまい、最終的な色は左側ライトグリーンになります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

屋根塗装の全工程としては、下塗り（錆止め）、中塗り、仕上げ塗りの合計３回塗装をしました。
３回目の塗装作業（仕上げ塗り）が完了しました。

外壁塗装作業

屋根塗装が終了したので、外壁塗装に入っていきます。

まず窓ガラスなど、塗料が付着してはいけないところに養生を施していきます。

そして屋根と同様に、1回目の塗装です。壁材に下塗り材プライマー（壁材と塗料を密着させるもの）を塗布していきます。

下地材（下塗り材）は壁の材質や、表面の劣化の状態によって使い分けていきます。

今回壁材が金属系サイディングで、表面の状態も比較的良かったのでプライマーという選択をしました。

乾燥後、2回目の塗装（中塗り）に入っていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　細かいサッシ廻りなどは刷毛で丁寧に塗っていきます
広範囲はローラーで塗り進めていきます。

そしてパラペット部分（建物上部のせり出た部分）は壁材の目地が深いので、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
塗り残しがないように刷毛で丁寧に色を入れていきます。
なんとも鮮やかな仕上がりになっていきます。

そして3回目の仕上げ塗りに入っていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
仕上げ塗りになると、塗膜に厚みも出て塗り残しも無くなり
均一に美しく仕上がっていきます。

屋根、外壁塗装が全て終了しましたので、足場の解体撤去作業を行います。
職人の方々も、きれいに仕上がった外壁に傷をつけないように、慎重に作業を進めていきます。

今回は既存屋根の状態も非常に良かったので作業自体もはかどり、仕上がりも最高のものに出来たと思います。
やはり塗替えるタイミングというのも大事なんだと再度認識させられました。
これでしばらくは雨漏れ等の心配もないことでしょう。

外壁も少し暗い感じから、ホワイトをベースにして、パラペット部分にはレッドのアクセントを取り入れ
とても明るく華やかな感じに仕上がりました。

まとめ

今回の塗装工事は本当に何の問題もなく順調に工事が進み、現場の職人さん達も満足の仕上がりになったと言っていました。
建物オーナー様、借主の方からも凄くきれいになって、明るくなったと喜びの声を頂きました。
やはり塗り替えのタイミングは重要であると実感しました。あまり屋根、外壁材の傷みが少ないうちに工事できたことが全てにおいて功を奏したと思います。
皆様も、うちの屋根は大丈夫かな？そろそろ塗り替えした方が良いのかな？などなど、気になることがございましたら何でもご相談下さい。